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日本の結婚式の歴史 【大正元年の結婚のガイドブック】

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<国立国会図書館デジタルデータベースより出典>

大正元年の結婚式のガイドブックです。
関東大震災以前なので、東京にまだ婚礼文化が残っていた頃です。

私のサイトで一番アクセスが多いのは結婚式の歴史のページです。
訪れる人の何割かは、昔の結婚式が本物だと思って調べているみたいです。



序文を少し自分で読み下してみました。
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結婚式は、人にとって重大な儀式なので、つつしんでこれを行い
心残りにならないように注意するべきです。
でも最近の我国の礼法作法はとても乱れ、
その中でも婚礼は、その段取りや方法は一定の標準なくなってきています。
昔からいろいろな儀式礼法はあるのですが、
多くは武家の儀式であり、いにしえの優雅なる儀式ではありません。
またその儀式もとても大がかりで準備が大変で、費用もかさむため、
今日では上流社会の一部でまれに行われるのみです。
一般民間ではそう簡単にそこまでできません。
その上、欧米各国の風俗や作法が伝わり、婚礼をめぐる環境はさらに
とても迷いやすい悩みやすいモノになってきました・・・つづく


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へえ、
この時点ですでに乱れていると感じられていたのですね。
結婚式は昔から、とても流行に左右されやすいモノだったんでしょうね。

武家の作法は優雅じゃないみたい。
というか、
形だけマネしても何故そうなったか、それをするのか
本質見失っちゃうからダメなんだろうなあ。








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by maedori_nagoya | 2015-12-10 05:36

日本の結婚式の歴史 【東西の文化差】

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<2014 愛知県名古屋市 かつて婚礼はたそがれどきにはじまりました>


名古屋という関西と関東の間の土地に住んでいると
いろいろ東西の文化の差というモノを感じます。

結婚式もやはり東西の文化差があります。
これだけ情報が進んでくると日本中が混ざりあって
どこでも同じような結婚式が行われている気もしますが
撮影であちこちに行くと
やっぱり根底からの違いがあることに気付きます。

簡単に言うと
関東の結婚式は<産業>として考え
西日本の結婚式は<自分たち文化>として受け止めています。
(東日本としなかったのは、東京から離れるほど独自文化があったりするからです)

なので東京の結婚式関係者は次の流行を作ろうと頭をひねります、産業だから。
ブライダル業界ウエディング業界の流行は東京からやってきます。
新しいモノを作っちゃうから。

なぜ東京が産業になってしまったかというと
簡単に言うと
関東大震災と戦争の空襲です。
昔からの家がなくなり、古い人が離散してもともとの婚礼文化がほぼ消滅してしまいました。

産業として結婚式を考えると
わたしなどはうんざりしてしまいます。
何もかもお金に換算されて、
何か大事なことを忘れているような気がします。








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by maedori_nagoya | 2015-12-08 02:34

シンデレラ•リセット

結婚式産業が唱えている結婚式のイメージ

いろいろ考えてみると
結婚産業が唱えている結婚式のイメージというのは
ディズニー映画のシンデレラに行き当たるんじゃないかと思うんです。

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「シンデレラ 1950 ディズニー映画」<著作権の問題があるので自分でスケッチしました>


1950年という昭和25年。
日本はまだ戦後のドタバタが続いている頃にこのレベルの映画を作れるなんて
ウォルト•ディズニーはホントにすごいなあと思うんだけど

ここで描かれている結婚観というのは、

人生のリセット
過去からの脱出


おとぎ話だからそういうことになるんだと思います。

それをそのまま結婚式のイメージにしているから

結婚式=非現実•非日常

という結婚式イメージを結婚式産業は唱えてきたのでしょう。




でもさ
実際の結婚•結婚式って、そんなことないよね?
自分の結婚式産業に対する違和感は、それが原因だと思います。








じゃ、実際の結婚式で
今までカメラマンとしてたくさんの結婚式を見てきて
その現場では、本当は何が起こっているかというと

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自分たちのつながりの再確認

が、行われているのだと思います。
良い結婚式だと感じる結婚式ほど。そうでした。

絵に描いたおとぎ話のような非現実ではなくて
そこには日常の延長線にある超•日常がありました。

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わたしのしている「もうひとつの結婚式」はそんな超日常の部分を扱っています。
あくまで日常の延長線です。






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by maedori_nagoya | 2015-09-16 06:52

写真を撮る人として

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写真は自分にとっては仕事でもあり、楽しみでもあるのですが

もっと深い部分で

「日本の文化」を守っているという意識があります。

文化って形や流行じゃなくて

そこに暮らすみんなの気持ちから,自然に湧き出てくるものだと感じています。









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by maedori_nagoya | 2014-05-08 10:48

<前撮りロケ>に対する自分の中の変化と最近の傾向


前撮りロケーションフォトに力を入れはじめて数年がたちます。
最初の頃、とても気を使っていたのはストーリー性のある写真にするということでした。
写真の中で物語をつくってゆくのです。
そうしないと屋外でドレスという違和感に自分の中ですっきりしなくて。

ウチでも人気のロケ地の貨物線の廃線。

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日本人は線路を見るとある種の郷愁を感じるみたいで、
この写真を見せると多くのみなさんは「ここで撮りたい」という話になります。
自分としては撮り慣れた場所だし、(新鮮味はなくなりますが)
安定したレベルの写真を残せるのでリクエストどおりに撮っていました。

でも、やっぱり何かが違うのです。
何度も同じ場所で撮っていると、まるで結婚式場で撮っているみたいな
着せ替え人形的な感じになってしまいます。

そもそも廃線に何の意味があるのか・・・などなどいろんなことを考えてしまいます。

それでこの頃は線路のようなキレイ系の写真も見せた上で
これも想い出作りで良いけど、自分たちだったらどこで撮ったら自分たちらしいだろうね?
そんな話を自分を交えて三人でしています。
とりとめもない会話の中からいろいろなアイデアや本心が見えてきます。
「実家の隣の田んぼの道で撮ってみたい」 そんなアイデアも気軽に出てきます。
キレイさじゃなくて、自分たちらしさ。

最近はそんな写真を撮ることがとても楽しいです。
だって誰も無理していないから。

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by maedori_nagoya | 2014-03-01 02:48

誓いの盃の考察

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三三九度というと結婚式を連想させるけど
実は神前結婚式がはじまる以前から日本人の中に盃と契約事はセットになって考えられていました。
なので結婚式から任侠の世界まで、いろいろな契約事の席や節目には盃が登場します。
その始まりは調べたけど良くわかりませんでした。
三国志の桃園の誓いの中にも盃は登場するけど、これはどちらかというと誓いの宴会の席。

でもこんな故事を見つけました。
「敵対する二つの勢力の頭領が長年の抗争の末に和睦するに至った。
和睦の宴の席上で同じ盃を用意できず大小の違いができてしまった。
このままではお酒の量が原因で再び抗争になりかねない。
一計を案じた子分が、ひとりの頭領に二つの盃にお酒を注がせた。
そしてもうひとりの頭領は好きな方の盃を選ぶことに。
これで双方とも不服無く円満に和睦の席は終わった。」

三三九度のはじまりって意外とそんなところなんじゃないかと思いました。












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by maedori_nagoya | 2013-01-15 11:25

価値観

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フェイスブックで素敵な言葉を見つけた。
勝手に転用するのもはばかるので、内容だけ噛み砕いて書いてみる。
ちょっとくどくなっている。
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ゼクシィーや式場の広告にのっている価値観がすべてじゃない
それに踊らされて、必要以上のことをして、そのあげく予算で悩んでいたら、何か本末転倒のような気がする。
結婚式が楽しくなくなってしまう。
そんな価値観じゃなくて、自分がホントに大切にしたいことをちゃんと感じながら、自分ができる範囲で結婚の想い出をのこすイベントをしたい。
そのイベントが結婚式という枠にあてはまらなくなっても。
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by maedori_nagoya | 2012-09-24 02:41

結婚式場の選び方

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結婚式に関する情報は山のようにあふれているよね。
以前は雑誌が主流だったけど、このごろはネットで捜す人もかなり多い。
クチコミサイトもたくさんあるからそれを参考にしている人もかなりいるだろうね。

私もおすすめの会場を尋ねられることもおおいけど、いろいろ弊害もあるので何となくぼかして伝えることがおおいです。
実際、結婚式をした直後の感想の多くは「あっというまだった」が一番多いのが現実です。
だから時間がゆったりとれる会場を捜すように言うのだけど、実際披露宴の時間に余裕を持っている会場は皆無。少し余裕があるのは、午後からとか、その日最後の披露宴のほうが時間が押しても余裕を持って伸ばしくれることがあります。

それと・・・
口コミサイトよりも、実は会場に出入りする業者さんに意見を聞いてみるのが良いと思います。
(結婚式の口コミは、体験者がたいていの場合一回だけの体験で他との比較もできないので)
会場によっては紹介制度とかがあって、その会場を勧める方もいますが、業者さんは毎週のようにいろいろな会場の結婚式を見ていることが多く、実際業者間で評判の良い会場は、お客さんの満足度もかなり高いのです。実際、ウエディング関係者がよく利用する会場というのも存在しています。
業者さんは、ヘアメイクさん、花屋さん、カメラマンなどの個人でやっている業者さんのほうが会社のしがらみもなく率直な意見を聞くことができます。

もうひとつ
人に相談することの良いことは、自分たちがどんな結婚式を挙げたいかが相談している最中に、明白になってゆくことです。どういう結婚式をしたいか、だんだんはっきりとしてきます。
多くの人は、先に会場を決めてしまって、それから式披露宴の準備の中でやりたいことが明白になってゆくことが多いみたいです。その時やりたいことが具体的になっても、会場によっては難しい場合もでてきます。

会場を決めると、結婚式の9割が決まってしまうと考えてください。
なので、会場を決める時はやりたいことが具体的になってから、それができる会場を捜すのが一番です。
それでも、空いている日程に限りがあると言われると、あわてて申し込んでしまう人も多いのが現実です。

つづく







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by maedori_nagoya | 2012-09-22 17:31

結婚式の不思議

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最近、嫁入りの事をいろいろと調べていて奇妙なことに気付きました。
  <参考/お家立ちの習わし>

東日本の昔の婚礼の記事はほとんどない・・・
西日本の昔の婚礼の記事は少ないけどまだある・・・

何故これほどまでに、昔の記録がないのでしょうか?
それはなにか過去を抹殺しているような印象さえ与えます。

婚礼の歴史を紐解くと
ひとつは労働力と子孫を残すための人身売買がはじまりだという話があります。
たしかに昔はそういう一面もあったのでしょう。
今でも、おばあちゃんに話を聞くと、親同士が結婚を決めて婚礼の日にはじめて会ったという話もめずらしくないです。
それでも、親として娘の幸せを願わない親はいなかったと思うのですが・・・。

なぜ、婚礼の歴史があまり残らなかったか考えた時
それが楽しい記憶だったか否かによるところが大きいのではないでしょうか?

実際いろいろな結婚式を撮影してきましたが、
東の結婚式は過去にとらわれない新しく合理的なモノを感じ
西の結婚式は過去を踏まえた上で今の結婚式がある印象を受けます。

実は、東と西では婚礼に対する印象とか意識がかなり違うのしょうね。

ちょうど、すきやきが東と西で調理方法が違うのと似ていますね。
どっちが正しいとかはないので、あとは個人の好き嫌いなのでしょう。








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by maedori_nagoya | 2012-09-20 21:47

名古屋の嫁入り

「名古屋の嫁入り」という言葉はあるけど、「名古屋の結婚式」という言葉はあまり言われない。
どうも人は嫁入りと結婚式は別のことだと感じているのだろう。

結婚式といっても現在の結婚式披露宴は総合結婚式といわれるもので、嫁入りの儀礼を簡略化しておこなっているものだ。
簡略化する前のことを知っておいて損はないと思う。

そんなわけで、嫁入り行事の中のお家立ちの習わしをひとつのページのまとめてみました。
http://www.misawa-world.com/loca_wasoujitaku/oiedatinosaho.html

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by maedori_nagoya | 2012-09-20 12:52


自宅で花嫁支度をする家族写真の記録。写真を撮る人・三澤武彦


by maedori_nagoya

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